武道礼法道とは

日本武道礼法道連盟では武道の心、技、体の作法に焦点を絞り、昔から伝え得られてきた手本となる作法を研究して参りました。 日本武道礼法道作法の心得は礼儀の心、行儀の心、言葉の心、身だしなみの心、 しきたりの心の五つの心を一つのセットとして考えております。会員みんなが武道礼法道を通して五つの心を洗練し、身につけることで法を守り、豊かな心と諸作法をもって誰からも愛される人間へと成長していくはずです。 そのために武道礼法道でその魂を学び、磨き、そして明日の日本のために健全な青少年を育て社会に貢献していくこと、背筋を伸ばした精神と豊かな心を次世代に伝えていくことを当連盟の使命と捉えております。 また、その精神が日本の新しい武道の文化を創り、底辺の広い武道へと成長して行けるものと信じるところです。経験豊富な熟年会員や特別会員の方々にも協力して頂き、これまで培ってきた諸作法をまとめあげ日本武道礼法道を完成して行きたいと考えます。 過去の大会ではその第一段階として日本初・世界初の躾作法「道衣のたたみ方 団体戦」を実施しました。躾の基本である「道衣のたたみ方」を老若男女だれもが挑戦できる礼法道の形に仕上げた次第です。 理事会等の会議体を設け、会員の相互理解のもと有識者の助言も頂きながら日本武道礼法道連盟が意図する層の厚い武道への発展を目指しています。 そして、私達の目指す武道礼法道の輪を日本の隅々まで大きく広げ、その技法を世界に発信して参る所存です。  

掲載責任者 日本武道礼法道連盟 会長 坪山修一